中小企業診断士は「スキルの増幅器」 *後編

前編でお伝えしたように、中小企業診断士という資格は、専門性(”T型”の縦棒)を高める資格ではなく、広範な知識と課題解決力(”T型”の横棒)を補強する資格であると考えると、以下の目的に適した資格であると言えます。

・社会人が幅広いビジネススキルを獲得する
・企業経営などに関わる経営者がマネジメントスキルを磨く
・各分野の専門家との連携を通じて経営課題を分析・解決するスキルを高める

このように、自身のスキルアップに活用するという目的で資格取得を目指す方にとっては、おすすめの資格です。
では、「プロとして食べていける資格かどうか?」という問いについてはどうでしょうか?

食べていける資格になるかどうかを左右するのは、自身の経験からなる専門性が高いスキル(”T型”の縦棒)を診断士の資格取得前からすでに持っているかどうかではないかと感じています。自身の専門分野やスキルがすでに手元にある状態で診断士を取得すれば、より高い付加価値の業務を行うことができ、結果として資格取得が収入を増やす要因となるからです。逆に、専門性を持たずに「T型の横棒のみ」を補強しても幹となる部分が弱い為、収入の増加はあまり見込めない可能性が高いです。

以上のことから、中小企業診断士という資格を『スキルの増幅器』と表現してみました。
Inputとなるスキルが専門的で高度であればあるほど、そのスキルが増幅されて大きな成果(Output)を出すというイメージです。

もし資格取得後にプロとしての活動を希望される場合は、現在のスキルや専門性を棚卸してみると、この資格を取得することによる効果が少し見えてくるかもしれません。

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