2次試験対策のポイント *前編

中小企業診断士 2次試験の筆記試験はとても怖い試験です。
少し触れたように、毎年行われる試験の問題を手にすることはできても、オフィシャルな正解や採点・減点のポイントを知ることはできません。やむを得ず、予備校や書籍の分析に頼るしかないのですが、そこに記載されている内容が必ずしも適切であるかどうかすら、確認することができない試験です。学習の方法も、解法ポイントも全く異なる複数の模範解答がある為、「(対策に着手する時点で)何を信じて、どういうことに注意して対策をするか」を間違えてしまうと、その時点で合格から遠ざかってしまうリスクがあります。
 
それでは、どうやって2次試験(筆記試験)と向き合えば良いのでしょうか?
確かな情報だけを整理すると、以下のようになります。
 
 
1. 4つの事例があり、(1次試験と同じく)1つでも4割未満があると不合格・全体で6割以上で合格
2. 過去問は入手可能 ※事例IVだけは計算問題である為、予備校の模範解答からある程度正解を推定可能
3. 「中小企業診断士となるのに必要 な応用能力を有するかどうかを判定すること」が筆記試験の目的

 
 
これらより、対策の基本としては、4つの事例を広く平均的に得点できる力をつけることと、1次試験対策のポイントでも述べたように、やはり過去問が重要な教材であることは間違いなさそうです。あとは試験案内に記載されている「応用能力を有するかどうか」という部分をどう解釈して対策をすれば良いかという点が気になります。
 
2次試験(筆記試験)の過去問を見て頂くことわかるように、事例のI~IIIはいずれも事例を説明する説明文(与件と呼ばれています)と、問題文から構成されています。その為、与件を「中小企業診断士に必要とされる応用能力を活かして」料理して、問題文の趣旨に沿った内容を書くという作業が発生します。また、事例IVは、財務・会計に関する計算問題である為、事例I~IIIとは異なり、過去問題を中心に解答できるトレーニングを積めばよいことが想像できます。
 
次回は、事例I~IIIの特徴を踏まえながら、対策のポイントをまとめていきます。
 
 

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