1次試験科目 「経済学・経済政策」概要

 1次試験科目の一つである「経済学・経済政策」は、基本的には2次試験との関連性が低い科目です。この科目は、大きくはミクロ経済学とマクロ経済学の2大分野を対象としてそれぞれの基礎知識を問われますが、問題の対象となるテーマ(論点)が多く、幅広く解答できるようにしておく必要があります。
 
経済学・経済政策の概要


 
マクロ経済学の分野
 マクロ経済学は、国レベルの経済活動を対象としています。GDP(国内総生産)等の基本的な経済用語に関する問題、国が実施する財政政策や金融政策の効果等について、モデルを簡略化する目的で非常に極端な前提条件を置いた状態を想定して、作図をしながらその影響を問う問題などが出題されます。また、主にケインズ経済学を中心として複数の学説についても概要を理解することになります。
 
 
ミクロ経済学の分野
 マクロ経済学が国レベルの経済活動を対照することに対して、ミクロ経済学では個人や企業という個々の主体を対象とした経済学を取り扱います。その為、例えば消費者の行動や、生産者の行動についてのモデルを学び、マクロ経済学と同様に図や数式と合わせて理解をする分野が多いです。
 
 
「経済学・経済政策」を理解するポイント
 この科目の対象となる分野や難易度の経済学を理解する上では、あまり複雑な計算や難解なモデルを理解する必要はありません。いずれのテーマ(論点)も、基本的には簡略化された図をもとに理解を進めることになります。最初の作図ができるかどうかは記憶しているかどうか次第ですが、一度正確に作図ができれば、あとはその図を基本として、設問で問われている通りに直線を平行移動させたり、交点を求めたり..という形で解答を導くことができます。「経済学・経済政策」の対策を行う際には、基本となる作図方法を覚え、その作図を設問に合わせてアレンジするという流れで理解を進めることが対策の近い道になります。
 
 
 1次試験科目の中でも好き嫌いが分かれる科目かもしれませんが、経済学を体系的に学ぶ機会としてはちょうど良い内容と範囲だと思います。また、一部経済学の歴史にも触れながら、世の中の経済に対する考え方のトレンドというものの存在を知ったり、効用曲線のような、人の感覚をある意味では無理やり理論化しようとする経済学の面白さも少し感じ取ることができます。
 
 

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