経営支援の「かたち」

実務補習を通じた経験に加えて、多くの中小企業診断士の方々のお話をもとに、実際にどういう形で中小企業と関わっているかを伺ってみると、やはり様々な支援のかたちがあることに気付きます。
 
信用金庫などの金融機関と連携して資金の返済計画や借り換え提案などを行ったり、ITのスキルを活かして、システム構築を中心としたコンサルティング業務にシフトしたり。中小企業診断士としてのGeneralな視点+個々人の専門性という形での業務スタイルで仕事をされている方々が多いとように思います。例えば、前述の例で言えば、中小企業診断士+金融系スキル、中小企業診断士+IT系スキルという具合です。
 
また、中小企業側の視点に立つと、こちらも抱えている課題は様々です。深刻なものとしてはやはり資金計画やキャッシュフローに関する課題が挙げられますが、その他にも通常通り事業運営が行えている企業であったとしても、後継者問題や業界自体が縮小傾向にあって将来の事業計画が不透明であるなど、資金的な課題とは全く違う意味で解決することが非常に難しいケースも少なくありません。
 
このように、中小企業側のニーズも様々、経営支援というサービスを提供する中小企業診断士側のシーズも様々という状態にあるので、「企業側のニーズと中小企業診断士側のシーズの相性が良いかどうか」により、その成果も大きく違ってくるのではないでしょうか。
 
 
中小企業診断士として、このマッチング問題をできるだけ解消する為には、自己分析に基づいてシーズをわかりやすく企業に説明する事と、企業側すら気付いていない本当の課題を定義して具体化する作業の両方が必要になります。まだ私自身が直面した経営課題は数少なく、その本質を語ることができませんが、1社1社それぞれに異なる課題としっかりと向き合いながら、なるべく多くの企業の課題を解決できるように、シーズとなる自身のスキルや経験の幅を広げていければと思います。
 
 

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