海外赴任のメリット・デメリット

 2018年より、アメリカ テキサス州 オースティン(Austin)に海外赴任中です。 Austinは、テキサス州の州都であり、州内では4番目の規模となりますが、近年Tech関連企業が相次いで進出したことで注目が集まり、人口も急速に増加しています。 その一方で、テキサス州の特徴的な歴史や文化を背景としながら、州内の他の都市とも大きく異なる様々な特徴を持つ、大変個性的な都市でもあります。 アメリカへの海外赴任先としては、比較的日本人が多いニューヨークやカリフォルニアなどに比べると、その点では随分と不安や大変な面もありましたが、最近になってようやく、Austinという都市に親しみを感じながら、日常生活を送れるようになってきました。


海外赴任のメリット
 おそらく日本国内の異動や転勤も本質的には同様だと思いますが、仕事がきっかけとはいえ、住む場所が変わることは生活そのものが大きく変わることを意味する為、その影響は家族にも及びます。 会社員である以上は、実際にはそこにあまり選択の余地が無いケースも多いのかもしれませんが、海外赴任=海外移住を行うことは、自身のキャリアや仕事内容のみならず、家族としてどういう場所でどのように暮らすのが最も将来の為になるのかなど、非常に限られた時間の中で、様々なテーマについて必死に考えて結論を出さなければならない機会が一度にやってきます。 この状況を切り抜けるには、非常に大きなエネルギーと家族や周囲の協力を必要としましたが、その状況をなんとか切り抜けた今となっては、非常に貴重な経験を得られたと感じています。


 また、日本からの旅行ではなかなか行けない場所や、海外出張では触れることができないような経験が得られることも、海外赴任の大きな魅力の一つと言えます。 さらには、アメリカに暮らしていると、例えば日々のニュース等を通じて、日本や日本の企業・出来事・文化を客観的にみつめることができます。 この視点はとても大切な気付きを与えてくれることが多く、おそらくは日本に帰任した後も、貴重な財産になるのではないでしょうか。


海外赴任のデメリット
 ただ、10,000km以上の物理的な距離があるので、気心知れた友人や同僚ともなかなか会えなくなることや、日本の文化や日本の食事から遠ざかることなど、実際に失うものがあることも事実です。 通常、海外赴任者は、数年から5年、もしくはそれ以上の期間を海外で過ごすことになりますが、当然ながらその数年間の間、日本でも同じだけの時間が経過し、機会が生まれて過ぎていきます。それは仕事やキャリアのチャンスかもしれませんし、大切な人との時間かもしれません。 これは、海外赴任の大きなデメリットだと考えています。
 

 まだまだメリットもデメリットも、見えているのはどちらも一部分かもしれません。 ここからは、メリットはより多くそして大きく、デメリットはできるだけ最小限にできるように工夫したり、試行錯誤をしながら貴重な海外赴任経験を重ねていければと思います。

     

                 

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