中小企業診断士 2次試験概要

1次試験を学習された方はお気づきかもしれませんが、1次試験の試験内容は理解が難解な問題はそれほど多くなく、選択式でもある為、学習時間を確保すれば合格が見えてきます。それでも、中小企業診断士の合格率が数%(だいたい5%程度と)と低くなっている理由は、2次試験にあります。
 
2次試験は、10月下旬に行われる筆記試験と12月に行われる口述試験に分かれていますが、口述試験は基本的には筆記試験をクリアした受験者のみを対象として行われる面接形式で、受験者はほぼ全員が合格となることから、筆記試験自体が難易度を高めている要因です。
 
2次試験(筆記試験)は、1次試験の合格者を対象として行われますが、次のような特徴があります。
 
 
1. 与えられた事例を説明する文章と問題文を読み、文章や計算・解答(事例IVのみ)を記載する筆記試験
2. I:組織/人事・II:マーケティング・III:生産/技術・IV財務・会計 の4つの事例でいずれも各80分
3. 各事例100点満点で合格基準は60%以上
4. 毎年試験問題は公開されるがオフィシャルな採点基準や模範解答等は発表されない

 
 
特徴として最後に記載したポイントは非常にやっっかいです。毎年各予備校から模範解答は発表されますが、記載されている解答の切り口や視点にばらつきがあり、それらを見るだけでもどれが正解だったのかは分かりません。さらに模範解答のばらつきが示す通り、予備校の指導内容やポイントにも大きな違いがあります。
 
中小企業診断士の2次試験は、筆記試験の内容だけでなく、その採点基準や「正解がわからないもどかしさ」が(一般的に難易度が高いとされる資格試験とは異なる点で)難易度を押し上げています。
 
 

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