マーケティングの定義

 企業経営や商品開発のノウハウが体系的に語られるようになるにつれて、「マーケティング」という言葉も様々な場面で使われるようになってきました。このような状況を背景として、誰もが一度は聞いたことがある言葉、もしくは発したことがある言葉ではないかと思いますが、その反面、人によってかなり言葉の解釈にばらつきがあると感じます。
 
 
マーケティングとは?
 例えばある商材(製品やサービスなど)を扱う企業において、「マーケティングを行っている部署はどこか?」という問いを投げかけると、「営業部門だけだ」と答える人もいれば、「広報部門やIR関連も含まれる」とする人、さらには「研究開発部門こそ必要である」と語る人、または「社長しかマーケティングは行っていない」という人もいるかもしれません。一般的に、企業にとってマーケティングは非常に重要であるとされますが、その理由とは何かを少しずつ理解する為に、今回は、マーケティングの定義について触れたいと思います。
 
 
企業経営理論で学ぶ「マーケティングの定義」
 中小企業診断士 1次試験の企業経営理論においても、マーケティングの定義について学ぶ機会がありますが、そこでは一般的な例として、アメリカ・マーケティング協会(AMA:American Marketing Association)による定義が紹介されるケースがあります。定義の更新頻度が不定期かつ、近年は短期間に更新されている部分が若干気になりますが(笑)、トレンドとしては、対象とする主体も言葉の定義の幅も広がってきている印象です。また、近年の定義では、顧客や、利害関係者などが欠かせない対象として定義されています。
 
マーケティングの定義


 
 
 幅広い意味で使われる言葉を厳密に定義すること自体はあまり意味がありませんが、共通言語として社内で使用したり、社外の企業との会話を行う際には、マーケティングという言葉に解釈の幅があることを理解した上で、適切な補足や前提条件と組み合わせながら使用することがミス コミュニケーションを防ぐうえでは大切になります。
 
 それから、企業の収益は外部(広くは社会)に対して提供した付加価値の対価として得られるものとも言えるので、必ず外部とのコミュニケーションを円滑に進めなければ上手くいきません。その観点で考えるだけでも、マーケティングとは企業経営において非常に重要なプロセスもしくは活動であると言えます。
 
 
 

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